◆企業の運命を決める「債務者区分の秘密」とは?


 

◆ 「格付け」の基本

 
 融資を受けている企業は全て、金融検査マニュアルに定める方式により、その内容に応じて「債務者区分」(融資先としてのランキングのようなもの)が決定されます。
 
 これに対して「格付け」とは、各金融機関がこの「債務者区分」にもとづいて、独自の判定方法により、対象企業の業績等を点数化し、さらに細かくランク付けしたものを言います。
 
 一般的な金融機関では、基本的な格付けの方法として、まず、「定量的分析」を行い、いったん債務者区分を判定した上で、その補足として「定性的分析」を行ってプラス要素があればさらに債務者区分の見直しを行なっているようです。
 
 

◆「定量的分析」と「定正的分析」の違い

 
 ここで「定量的分析」とは、企業の決算書にもとづき財務分析(安全性・成長性・収益性など)を行い、その企業の財務内容に対して配点をしていくことをいいます。
 
 また「定性的分析」とは、「定量的分析」で算出できない項目(業歴・経営者の能力・経営方針・資産・市場動向など)について一定の基準に従い、配点を行うことをいいます。
 
 しかし、「定量的分析」と「定性的分析」には、配点に大きな差があることから(およそ7:3~8:2程度)定性的項目だけでの改善にはどうしても限界があり、格付けアップを図るためには定量的項目についての対策が最重要となります。
 
 
 - 以上の流れを示すと次のようになります -
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 

 

 
 

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